沖縄気象台は2日、読谷村座喜味のリュウキュウマツ林で、セミの一種「クロイワニイニイ」の初鳴きを観測した。
1958年の観測開始以降、最も早い初鳴きという。初鳴きの平年値は6月3日で、昨年は5月7日だった。クロイワニイニイは沖縄諸島や奄美諸島に分布し、同気象台が季節の変化を見るため観測している生物の一つ。
クロイワニイニイの鳴き声は6、7月に最盛期を迎え、沖縄本島北部では11月ごろまで観測できるという。
英文へ→Kuroiwae cicada’s first song heard earlier than ever before