古堅モータース☆若力号、役場参上


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石嶺伝実村長(右)から祝福を受ける古堅モータース☆若力と佐久川政秀さん(左)=23日、読谷村役場前

 【読谷】12日にうるま市石川多目的ドームで行われた沖縄全島一優勝旗争奪戦(主催・県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)で優勝した古堅モータース☆若力(わかぐてー)号と牛主の佐久川政秀さん(56)らが23日、読谷村役場を訪れ、石嶺伝実読谷村長に優勝旗を披露した。

役場入り口前に登場した大きな若力を見た村民や職員らは驚きながらも、記念撮影などを行っていた。
 石嶺村長が「次の第100回全島大会にはディフェンディングチャンピオンとして出場する。皆さんで応援していきましょう」と呼び掛けると、集まった人たちからは拍手が起こった。
 古堅モータース☆若力の体重は約1・2トンで県内最大級の大きさを誇る。年齢は7歳で人間にすれば28歳ぐらいとされる。勢子(せこ)の大声に弱い性格だったが、常に本番さながらの大声を出して慣れさせ、克服した。佐久川さんは「寝ても覚めても牛のことばかり考えている。これからはどんな挑戦でも受けて立ち、防衛を重ねていきたい」と意欲を見せた。