読谷グルメ決定 県産食材活用「村の特産品に」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【読谷】県産食材を使用し、読谷村をイメージした料理やお菓子を競う「第2回読谷を味わう料理&お菓子レシピコンテスト」が8日、同村儀間のホテル日航アリビラで開かれた。

25点の応募作品の中から料理部門の最優秀レシピ賞には「じーまみ豆腐のフライサラダ♪新しい食感!!」が輝いた。お菓子部門には「読谷山花織サンド」が選ばれた。
 コンテストは県産品を使用したオリジナル料理を、読谷らしさや味わい、ネーミング、飾り付けなどの観点から競った。8日は、書類審査を通過した8作品が審査された。審査員は日航アリビラの料理長や石嶺伝実村長らが務めた。
 「じーまみ豆腐のフライサラダ♪新しい食感!!」を考案したのは當山麻衣さん(37)と燦里(あかり)さん(10)親子。當山さんは「じーまみ豆腐の揚げ物は家庭でも子どもたちに好評。今後もレシピが浮かべば新しい料理に挑戦していきたい」と笑顔。燦里さんは「トマトを切る作業や飾り付けを手伝った。最優秀賞を取れてうれしい」と話した。
 お菓子部門最優秀賞を受賞した備瀬みのりさん(41)は「素材のよさを生かそうと工夫を凝らした。読谷の花織を前面に打ち出したのが評価されたと思う」と、顔をほころばせた。
 上位入賞4作品は20日以降、日航アリビラ内のレストランでメニューに並ぶ予定。その他の入賞作品は次の通り(敬称略)。
【優秀レシピ賞】島野菜・豆腐の紅豚船(高橋加代美)
【村長賞】紅芋焼き、トーマーミ焼きもち(仲宗根初江)

<料理部門>じーまみ豆腐のフライサラダ
<お菓子部門>読谷山花織サンド
表彰状を手にする受賞者ら=8日、読谷村