16年、恩納に新ホテル KPGが80人の雇用創出


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KPGホテル&リゾートが建設・運営する新ホテルの地鎮祭に出席した加藤友康社長(中央)ら=25日、恩納村冨着

 ホテルなどを運営するKPGホテル&リゾート(長崎県)が県内のホテル事業を拡大する。現在運営しているカフーリゾートフチャクコンド・ホテル(恩納村)の隣接地に県内3軒目となるホテルを建設・運営し、2016年春に開業する予定。

25日、ホテル建設の地鎮祭が行われた。
 新ホテルはコンドミニアムタイプで、東急リゾート(東京)が販売する。販売価額は1室平均4千万円弱。地下1階と地上12階、客室数は計84室。延べ床面積は1万963平方メートル。最上階の12階にレストランやプールを設置する。
 総工事費用は約32億3千万円で、初年度の稼働率は83・6%、売り上げは約6億7千万円を目指す。
 KPGホテル&リゾート親会社のカトープレジャーグループ(東京)の加藤友康社長は「今後新ホテルは地元出身者を中心に約80人を雇用し、地元企業も約100社以上と連携したい。完成に向けて頑張っていきたい」と話した。