![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img542e07c27955c.jpg)
米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖移設に伴う海底ボーリング調査の作業は3日午前、台風18号の接近により確認されなかった。沖縄防衛局の作業船や海上保安庁の警備船などは、辺野古や大浦湾側の海上に現れなかった。移設に反対する市民らの船やカヌーも出港せず、抗議活動を休止した。一方、米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、家族連れなど市民約50人が参加し、抗議活動を展開した。
同日午前9時10分ごろ、辺野古漁港側のシュワブ内には、「調査」と書かれた腕章を付けた男性が双眼鏡を持ちながら、辺りを観察する姿が確認された。辺野古や汀間の漁港では、朝から台風対策を行う漁師らの姿が見られた。
ゲート前では、子どもからお年寄りまで多くが集まり、辺野古移設に反対する声を上げた。
【琉球新報電子版】