あす県庁包囲行動　新基地建設に反対

　米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設に反対の意思を示そうと、県内の市民団体などは９日正午から午後１時まで、人間の鎖で県庁を囲む「止めよう新基地建設！１０・９県庁包囲県民大行動」を実施する。

沖縄防衛局が提出した埋め立て工法の変更申請について、県が不承認にすることも求める。実行委員会は２千人以上の参加を目指している。
　実行委を構成する県議会野党４会派が７日、県庁で記者会見し、「県民の怒りは広がり続けている。新基地を移設に向けた作業を許さないという意思を示そう」と呼び掛けた。シュワブ内で建物解体工事が始まった７月１日以降、実行委は８月２３日と９月２０日に名護市辺野古で県民集会を開催。今回がその第３弾となる。
　当日は名護市民や米軍ヘリパッド建設問題に直面する東村高江の住民らも参加し、あいさつする。実行委はバスなど公共交通機関を利用して、集合することを呼び掛けている。問い合わせは沖縄平和運動センター（電話）０９８（８３３）３２１８。