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【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が予定されている名護市辺野古で15日、台風19号の影響で海岸に打ち上げられていた浮具(フロート)の片付け作業が始まった。
フロートは臨時制限区域や海底ボーリング調査区域を示すために辺野古沖や大浦湾に設置されていた。
キャンプ・シュワブの浜では作業員らがパワーショベル2台でバラバラになって打ち上げられたフロートを片付けた。フロートが巻き付くように絡まっていた岩には、沖縄防衛局がゴムボートで近づき、様子を確認していた。
浮桟橋が設置されていた海岸では台風によって土台の砂利が流されたため、パワーショベルやクレーン車で土台を敷きならす作業が行われた。
シュワブ陸上部では、アスベストを含む施設の解体作業をする様子が見られた。
シュワブのゲート前では、新基地建設に反対する人が集まり、工事に反対の声を上げた。