説明要望の抗議続く 辺野古 アスベスト解体工事で


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防衛局職員にアスベストを含む施設解体工事について説明を求める市民ら=24日、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する市民らは、24日も朝からキャンプ・シュワブ第1ゲート前で抗議活動を続けた。シュワブ内にある飛散性のアスベスト(石綿)を含む建物撤去作業をめぐり、市民らはアスベスト対策などについて、沖縄防衛局の担当者に説明会の開催を求めた。防衛局の担当者は「答えられない」と述べたという。

 市民らは「知事選前の駆け込みのように作業を進めることは許されない。現場で住民に対して説明会を開いてほしい」と訴えた。
 一方、台風の影響で浜に打ち上げられた浮具(フロート)の再設置に向け、重機を使って陸上で作業する様子が確認された。
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