100人が抗議活動 辺野古 「島ぐるみ会議」も参加


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テント村を訪れた島ぐるみのメンバーら=27日、名護市辺野古漁港のテント村

 名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では27日も、普天間飛行場の辺野古移設に反対する市民ら約100人が抗議活動した。毎週月曜日にバスで辺野古を訪れている「島ぐるみ会議」のメンバー約80人が午前11時半ごろ、辺野古漁港のテントを訪れ、座り込みを続ける人々を激励した。同会議が辺野古を訪れるのは今回で10回目。午後はゲート前の抗議活動に加わる。

 ゲート前では午前、沖縄平和運動センターの山城博治議長らがシュワブ内にある飛散性のアスベスト(石綿)を含む建物除去作業の対策について、沖縄防衛局に説明を求めた。山城議長は「工事に関する情報公開をいつするのか、それまで工事は開始しないと約束してほしい」と求めた。沖縄防衛局の担当者は「上司に要請内容を伝え、午後2時に回答したい」と答えた。工事は29日行われる予定。
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