石綿解体説明を要求 辺野古 防衛局「午後に回答する」


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市民の要請に「説明会は開催しない」と答える沖縄防衛局職員(右)=31日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ第1ゲート前

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 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古への新基地建設計画に反対する市民らは31日午前も、前日に続きキャンプ・シュワブ第1ゲート前で抗議行動を展開した。

 29日に開始が予定され、現時点では進んでいない基地内でのアスベスト(石綿)を含む建造物の解体工事で、市民グループが求めていた(1)住民説明会の開催(2)ゲート前への周知板設置―について、沖縄防衛局の担当者は「説明会は開催しない。周知板も設置しない」とあらためて回答した。
 市民側は、県や名護市が周知板設置などで防衛局に配慮を求めた場合の対応について、説明を要求。これに対し防衛局担当者は「要請があった場合の対応は、午後に回答する」と返答した。
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