解体工事の説明会要求 石綿含有建造物で市民ら シュワブゲート前


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普天間飛行場の辺野古移設に反対を唱える市民ら=4日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では4日も、市民らがテントを設置して座り込み、普天間飛行場の辺野古移設反対を訴えた。

基地内でのアスベスト(石綿)を含む建造物の解体工事について住民説明会を開かない沖縄防衛局に対し「住民の命がかかっている。説明会の開催を要求しよう」と怒りの声を上げた。

 午前10時50分ごろ、市民ら約80人がゲート前で抗議行動を開始し「防衛局の不誠実な対応を許すな」「防衛局は説明責任を果たせ」と訴えながら練り歩いた。強風で波が高いため、カヌー隊は海上での抗議行動は行わず、ゲート前の行動に参加した。【琉球新報電子版】