【辺野古問題取材班】米軍キャンプ・シュワブのゲート前では14日午前、普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設に反対する市民約60人が次々と集まった。
オーストラリア国立大学のガバン・マコーマック名誉教授も訪れ、集会で「私は文章を書くことしかできないが、この闘争の意味を書く。歴史は皆さんがつくる。外国から連帯を示し続けたい」と話した。
ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は、県民の反対運動に賛同する映画監督の宮崎駿さんのメッセージが13日に公表されたことについて「私たちの闘いに正義があるということをあらためて感じた。力強い連帯の輪が広がっている」と話した。
名護市の汀間漁港では14日早朝から、沖縄防衛局の調査船や作業船が相次いで出港した。【琉球新報電子版】