辺野古移設「粛々と進める」 翁長氏当選に官房長官


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 【東京】菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で、16日の県知事選で米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する翁長雄志氏が初当選したことについて「辺野古移設が唯一の解決策であることは一貫としている。昨年末、仲井真弘多知事が埋め立てを許可したので、手続きに基づいて粛々と進める」と述べ、移設作業を推進する考えを重ねて強調した。
 仲井真知事が求めた普天間飛行場の5年以内の運用停止については「要請を受け、全力を挙げて取り組んでいる。これは全く変わらない」と述べ、引き続き取り組む考えを示した。【琉球新報電子版】