翁長さん当選に歓喜　反対集会に２００人

　【辺野古問題取材班】翁長雄志さんの知事選当選から一夜明けた１７日、米軍キャンプ・シュワブ第１ゲート前では朝から、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する市民らが多数駆け付けた。

　ゲート前では翁長さんの当選を祝う横断幕が掲げられたほか、支援者からは「翁長さん当選祝い菓子パン」が振る舞われた。
　午後には「沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」のバスで約１００人が到着、参加者は２００人ほどになった。沖縄平和運動センターの山城博治議長が「知事選で沖縄の民意は明らかになった。断固として基地は造らせない」と宣言した。
　ゲート前の国道では、クラクションを鳴らしたり、手を振ったりして参加者を激励する車両が多く見受けられた。海上では、沖縄防衛局の作業船が出ているのが確認されたが、浮具（フロート）再設置などの作業は見られなかった。