市民ら、ゲート前で座り込み シュワブ


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名護市辺野古への新基地建設工事に抗議を示すため地面にあおむけになる住民と、住民を取り囲む機動隊=21日午前9時半、名護市のキャンプ・シュワブ第1ゲート前

 【辺野古問題取材班】普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する市民ら60人は21日午前、工事車両が出入りする米軍キャンプ・シュワブの第1ゲート前に座り込み、約1時間、ゲートを封鎖した。

 市民ら約40人が午前8時半ごろから、ゲート前に座り込みを始めゲートを封鎖し、工事用車両の進入を止めた。これに対し基地内に待機していた機動隊員ら50人が午前8時50分ごろから座り込みの住民の強制排除を始め、市民らともみ合いになる場面もあった。その後も断続的に市民によるゲート前の封鎖が続いている。
 一方、海上からは、ショベルカーで浜にフロートやオイルフェンスを並べる様子が確認されたが、海域での作業は確認されていない。海上には約20隻の警戒船が停泊しているほか、海上保安庁の巡視船9隻も確認された。
【琉球新報電子版】