防衛局が県の質問に回答 辺野古の工法変更申請


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 沖縄防衛局は1日午前、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立てに関する工法の変更申請で、県土木建築部からの質問に電子メールで回答した。午後にも職員が県庁を訪ね、正式に文書を提出する。

 県は11月28日午後、防衛局の申請について3度目となる質問25件を送付し、今月8日までの回答を求めていたが、防衛局側は早々に回答した。県土建部が今後内容を審査する。
 11月16日の知事選で落選した仲井真弘多知事は、今月9日までの自身の任期中に変更申請を承認する意向を関係者に示しており、県土建部の審査次第で仲井真氏が任期中に可否を判断する環境が整う可能性がある。
 土建部の當銘健一郎部長は判断時期などについて「回答の内容次第だ」と話した。
【琉球新報電子版】