仲井真弘多知事が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立ての工法変更申請2件を承認した5日から一夜明けた6日、米軍キャンプ・シュワブゲート前では新基地建設に反対する市民ら約30人が朝から座り込みを始めている。知事が11月16日の県知事選挙や4日の県庁包囲行動で示した民意を無視し、承認したことについて怒りの拳を上げた。
朝から米軍の軍事車両が頻繁にゲートから基地内に入るため、市民らは車両の前に立ちはだかるなど抗議行動を展開。県警の機動隊員約30人とにらみ合いを繰り広げている。6日午前11時半現在、海上での作業は確認されていない。
座り込み現場での集会で沖縄平和運動センターの山城博治議長は「仲井真弘多知事のこれ以上の県民に対する裏切りは許さない」と述べ、新基地建設阻止に向けシュプレヒコールを繰り返した。
【琉球新報電子版】