辺野古工法変更、知事承認に抗議 県庁前で座り込み


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県庁の前で座り込みをする市民団体「基地の県内移設に反対する県民会議」のメンバーら=6日、午前11時15分ごろ

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けて、仲井真弘多知事が工法変更の申請を2件承認した5日から一夜明けた6日午前、市民団体「基地の県内移設に反対する県民会議」は、県庁前広場で座り込みを始めた。約25人が参加した。

 知事に対する抗議と、残り1件の申請について承認を阻止することが目的。知事の任期が終わる9日まで連日行う予定だ。
 「県民会議」の構成団体の一つ、沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は「残る1件の承認の可能性は低いとされているが、仲井真知事は信用できない。承認したことへの強い抗議の意思を示していこう」と参加者に呼び掛けた。
 4日に行われた県庁包囲にも参加したという橋爪翔さん(29)=宜野湾市=は「知事を許してはいけないと思って来た。これ以上承認はさせたくないという思いだ」と語った。