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【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設に向けた作業が進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では28日午前、新基地建設に反対する市民約40人が座り込みなどの抗議活動を続けている。
市民らは海上での作業を見下ろせる丘の上まで移動し、作業船に向かって拡声器で「サンゴの上にブロックを落とすな」「横暴な工事は許さないぞ」とシュプレヒコールを上げた。
さらに辺野古弾薬庫のフェンス沿いを歩きながら「新基地反対」などと書かれたプラカードを弾薬庫の内側に向けて掲げ、抗議の意思を示した。
共産党の県議3人もゲート前を訪れた。西銘純恵県議は埋め立て承認撤回の可否を検証するための第三者委員会が26日に設置された直後にも関わらず、作業を強行する沖縄防衛局や海上保安庁を非難した。【琉球新報電子版】