政財界や労働・市民団体の有志、有識者らでつくる「沖縄『建白書』を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」の共同代表らは2日、「辺野古新基地建設工事の中止と現地の闘いへの参加を求める声明」を発表した。
共同代表のうち呉屋守将金秀グループ会長や大城紀夫連合沖縄会長ら7人が県庁内で記者会見し、県民の賛同を求めた。
声明では米軍普天間飛行場移設に向けた作業が続く名護市辺野古のキャンプ・シュワブ前での抗議行動について「1人でも多くが参加し、反対の意思を表明してほしい」と呼び掛けた。
県の辺野古埋め立て承認の検証作業が終わるまで作業を中断することも求めており、来週にも沖縄防衛局に要請する方針という。
現在、毎日午前9時半に県庁前から辺野古行きのバスを出し、火曜日は宜野湾市、木曜日はうるま市、土曜日は沖縄市からもバスを出している。別の市町村からの運行も検討している。
英文へ→Island-Wide Council calls for more people to join protest in Henoko