辺野古 海上作業、抗議続く ゲート前では強制排除


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新基地建設に抗議する市民らを強制排除する機動隊=6日午前9時20分ごろ、米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で6日午前、沖縄防衛局が市安部沖の臨時制限区域を示す油防止膜(オイルフェンス)付近の3カ所にコンクリートブロックを投入する様子が確認された。新基地建設に反対する市民らは、カヌー9艇と抗議船4隻でオイルフェンスまで近づき、工事中止を訴えた。

 カヌーの市民ら少なくとも3人が、ゴムボートに乗った海上保安官に一時拘束されたが、解放されている。沖合での解放は午前11時時点では確認されていない。
 米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、同日午前中から市民らが抗議行動を展開している。午前9時すぎには、ゲート前で座り込む市民を機動隊が抱きかかえるようにして強制排除した。【琉球新報電子版】