大型フロート設置準備か 辺野古


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台船に積まれた大型のフロート=8日午前、名護市の大浦湾

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設への準備作業で8日、沖縄防衛局はこれまで海面に設置していたフロート(浮具)より大型のフロートを設置する作業を始めた。

 大型フロートは1月27日に大浦湾に投入された台船に積まれていたが、これまでブルーシートで覆われていた。8日午前11時には2隻の台船にかぶせられたブルーシートはすべて取り去られ、表れた大型フロートの周囲で作業員が準備を進める様子が確認された。
 ゲート前では午前7時50分から市民ら約25人が抗議行動を始めた。県外からゲート前の移設反対運動に参加していた人々は「地元でも安倍政権の不条理さを訴えます」などとあいさつしていた。
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