グローバル人材育成を 那覇市で英語教育フォーラム


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向後秀明氏

 第7回英語教育を考えるフォーラムin Okinawa(沖縄の英語教育を考える実行委員会主催、琉球新報社など共催)が14日、那覇市の沖縄産業支援センターで開かれた。文部科学省初等中等教育局教科調査官の向後秀明氏が基調講演したほか、県内の小中高校、大学で英語を教える現役教諭がパネリストとして登壇し、グローバル人材を育成するための課題や可能性について意見を交わした。学校関係者など約220人が来場し、議論に耳を傾けた。

 向後氏は、「大変革しつつある日本の英語教育」と題し講演。小学校での英語教科化など国が英語教育に力を入れる背景について「低成長率、人口減少が続き、企業は国内にとどまっていたら生き残れない。企業のアジア進出が進み、グローバル人材の需要が高まっている」と説明した。