![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img54e1534918413.jpg)
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設をめぐり、翁長雄志県知事に一刻も早い埋め立て承認の撤回を求めるため、市民らが15日から知事宛てのメッセージを集めている。
この日は那覇市のパレットくもじ前で、道行く人にメッセージの記入を呼び掛けた。一定数が集まり次第、翁長知事に届ける。
取り組みは子育て世代や若者らがつくる「ニュー・ウエーブ・トゥ・ホープ」が中心となって進めている。共同代表の宮島玲子さん=与那原町=は「知事は自信を持って決断してほしい。県民が後押ししよう」と呼び掛けた。
この取り組みには、辺野古移設に反対し普天間飛行場の即時閉鎖を求めるインターネット署名を呼び掛けた海外有識者の1人、アメリカン大のピーター・カズニック教授も15日に市民らへ応援メールを寄せた。カズニック氏は「前知事に裏切られた県民が、再び県知事に裏切られることがあってはいけない」とし、「私たちは県民と共に闘っている」と述べた。
知事が承認撤回を宣言するまで県庁周辺で活動を続ける。郵送でもメッセージを受け付けている。郵送の場合、縦約7センチ、横約10センチの紙に書いて、〒901―1303、与那原郵便局留め「宮島玲子さん」まで。問い合わせは、メールreiko.m.826@gmail.com。