市民約90人が抗議の声 「基地建設中止を」 シュワブゲート前


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米軍キャンプ・シュワブのゲート前で新基地建設に抗議する市民=16日午前、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に伴う新基地建設で、米軍キャンプ・シュワブのゲート前には16日午前、市民約90人が集まり「基地建設を中止しろ」などと抗議の声を上げた。

 沖縄平和運動センター議長の山城博治さんは集会で「先週、逮捕された市民がいたが翌日には釈放された。今後も一人でも逮捕者が出たら取り返すまで徹底的に抗議する」と話した。

 海上でも市民が抗議船やカヌーで抗議活動をしたが、波が高く、沖縄防衛局による目立った作業は確認できなかった。

 同日午前10時前には、文化財発掘の予備調査のため、名護市の職員ら約10人がキャンプ・シュワブの構内に入った。
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