【名護】稲嶺進名護市長は17日午前、翁長雄志知事が辺野古への新基地建設に関し、海底へのトンブロック設置作業停止を指示した後にもかかわらず、同日早朝、資機材が米軍キャンプ・シュワブ内に搬入されたことについて批判した。
稲嶺市長は名護市役所で記者団の取材に答え、「これまでも夜中や未明にいろなことが起きたが、国は粛々と進めることを見せようとしている」と指摘。「仮に資材搬入があっても、県知事が(岩礁破砕の)検証作業に入っており、国が言う次の段階に進むことはできない」と述べ、国の強行姿勢をけん制した。
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