米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画で、沖縄防衛局が海底ボーリング調査に使用するため近く着工する予定の「仮設桟橋」は、陸域部分の総面積が6545平方メートルで、容積は20万3千立方メートルに及ぶことが18日分かった。
県への提出資料で、防衛局側が「仮設岸壁」としてその概要を記載している。
桟橋は長さ280メートルの計画だが、実際には100メートル前後での整備を検討しているとみられる。
仮設桟橋は事実上の埋め立て工事とも指摘されているが、防衛局は県の質問に対し、埋め立て本体工事にも使用する予定はなく、海底調査後に撤去すると回答している。
県は具体的な撤去方法などについて再質問をしている。