テント撤去は「当然」 菅官房長官


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【東京】菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、沖縄防衛局と沖縄総合事務局北部国道事務所が、米軍普天間飛行場の移設計画に抗議する市民らが名護市辺野古のキャンプ・シュワブ前の歩道に設置したテントなどの撤去を求めたことについて「道路管理、米軍施設・区域管理の観点から法令などに基づいて適切に対応していきたい。ある意味で当然のことだ」と述べた。

 菅氏は「国道上に許可なくテントなどが設置されている。その一部が米軍施設・区域を侵害している」との認識を示した。26日までとした撤去の期限までに応じない場合、強制撤去をするかどうかについては「指導・警告を行っているので様子を見たい」と述べるにとどめた。【琉球新報電子版】