逮捕指示 経緯確認を 全駐労、防衛局に要求


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 全駐労沖縄地本の与那覇栄蔵委員長らは24日、名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議行動中の市民が米軍基地の日本人警備員に拘束され、県警が逮捕した問題で沖縄防衛局に対し、拘束・逮捕の指示経緯など事実関係を究明することを求めた。

 全駐労によると、日本人警備員は防御的な業務に当たらせるとの確認が2003年に防衛施設庁(当時)を通じて行われている。
 与那覇委員長は「今回は警察官の前に出され、(市民の)確保後は基地内に引きずり込ませているが、確認事項に逸脱している」と抗議。「(日本人警備員を含む)基地従業員の安全確保に関する確認がほごにされている」と批判し、再発防止へ業務の範囲を再度確認することも求めた。