【浦添】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する有志らでつくる市民団体「わんから市民の会」は26日正午、浦添市の在沖米総領事館前で辺野古や高江の基地建設の即時中止を求めて抗議行動を行った。
総領事館前には約70人が集まり、「戦後70年間(沖縄を)踏み続けてきて、さらに海と山を壊し新たな軍事基地を造ることは絶対に許せない」とアルフレッド・マグルビー在沖米総領事に対する声明文を読み上げた。路上で文書を受け取った職員は「担当者や関係部署に伝え対応を検討したい」と述べた。
声明文では辺野古海域へのコンクリート製のトンブロックの投入中止や撤去を求めたほか、在沖米海兵隊報道部次長のケイリブ・イームス大尉による沖縄蔑視発言、山城博治沖縄平和運動センター議長らの拘束に対しても強く抗議した。
【琉球新報電子版】