今帰仁村長ら座り込み市民激励 海上作業確認されず


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新基地建設反対で座り込みを続ける市民らを激励に訪れた与那嶺幸人今帰仁村長(右から2人目)=28日午前、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で28日午前、与那嶺幸人今帰仁村長ら同村一行が米軍キャンプ・シュワブゲート前に駆け付けた。

 一行は、新基地建設に反対しゲート前で抗議行動を続ける市民らに今帰仁産のスイカやタンカン、ゆで卵を差し入れ、拍手で迎えられた。ゲート前を初めて訪れた与那嶺村長は「私たちもみなさんと連携して頑張っていきたい」と市民らを激励した。午前11時現在、海上作業は確認されていない。
 今帰仁村の一行は与那嶺村長のほか、同村議員など計47人。与那嶺村長は「新基地建設を巡る戦いは長期戦になると思うが、県民一致団結して頑張ろう」と呼び掛けた。
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