名護市長「止めるべきだ」 ボーリング調査準備を批判


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「ボーリング調査の準備作業を止めるべきだ」と批判する稲嶺進名護市長=3日、名護市役所

 【名護】稲嶺進名護市長は3日午前、名護市役所で定例会見を開き、沖縄防衛局が海底ボーリング調査に向けた作業を進めていることについて「県から(トンブロック設置の)停止命令が出ている中で進めている。やめるべきだ」と政府の対応を批判した。

 稲嶺市長は、トンブロックのサンゴ破壊を調べた県の調査について「(サンゴの破壊が)事実だったことが分かってきた」と話し、「そのような中でスパット台船が設置され、今にも始まりそうな雰囲気がある。県からの指示に答えるまでやめるべきだ」と話した。
 2月22日に沖縄平和運動センターの山城博治議長が米軍によって拘束された問題について「米軍が(抗議行動を抑えるため)前に出てくることは考えられない」と指摘した。
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