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【沖縄】沖縄国際大産業情報学部企業システム学科の宮森正樹ゼミの学生3人が2月25日、沖縄市内のカフェで町おこしの関係者に対して、「コザ街活性化プロジェクト」と題した研究報告を行った。市内各地に高校生や大学生をターゲットにした「勉強カフェ」を開設して、街全体を「カフェ化」して若い人たちを呼び寄せるプランを提案した。
報告したのは同大3年の玉城美和子さん(22)、与古田みなみさん(21)、宮城栄郁さん(21)の3人。沖国大生にアンケートを行ったところ、「勉強ができるカフェ」の要望が最も多かったことから、約1年かけてコザの街に通い計画を練ってきた。
宮城さんは、勉強カフェ設置について「カフェで勉強する若者が長期的に街を訪れ、街中に若者向けのお店が増える」と効果を強調した。
3人は、沖縄市でコーヒーを栽培してブランド商品を開発し、農園体験ツアーなどを企画して観光資源として活用する案なども提案した。「沖国大プロジェクトカンパニー」(仮称)を設立して、大手企業が提供するコーヒーメーカーの貸出制度を利用すれば、初期投資を低く抑えることができると説明した。
玉城さんは「事業の実施で人が集まれば、新ビジネスや市街地活性化の基盤を整備できる」と胸を張った。