同級生、支援へ連帯 妻ががん闘病・元Jリーガー内間さん


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作った募金箱を手に協力を呼び掛ける「内間さんを支援する会沖縄支部」のメンバー=2日、北中城村の大城公民館

 【北中城】県出身の元Jリーガー・内間安路さん(30)の妻で、肛門管がんで闘病中の智美さん(32)を支援しようと立ち上がった内間さんを支援する会沖縄支部のメンバーが募金活動などに取り組んでいる。

集まったのは同級生を中心とする地元のメンバー。沖縄支部は仕事の合間を縫いながら、募金箱の設置や織り鶴の作成などに励んでいる。
 沖縄支部長を務めるのは小学校からの幼なじみで北中城高校までチームメートだった島袋有助さん(30)。サッカー部や同級生を中心に呼び掛け、沖縄支部を結成した。メンバーは仕事を終えた夜に、北中城村の大城公民館に集まり、募金箱の作製や、飲食店や美容室への設置などに取り組んでいる。
 支部は今後、寄付金を募るチャリティーイベントなどを実施していく予定で、募金箱の設置店舗なども増やしていく。島袋さんは「智美さんのがんはリンパへの転移などもあり、治療が難しく、費用も高額となっている。多くの人に内間さんの力になってもらいたい」と協力を呼び掛けている。
 また支援を目的とするチャリティーライブも22日午後4時から、沖縄市泡瀬の郷里居酒屋志堅原で開催される。ライブに出演するのは民謡やフォークのアーティスト。入場には前売り券(1500円)が必要。問い合わせは(電話)090(4797)0451。寄付の募金口座は「内間さんを支援する会」ゆうちょ銀行二三八支店普通1023744。