辺野古、新たな場所で掘削調査 市民らが海、ゲート前で抗議


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海底ボーリング調査を開始する台船=13日午前10時40分ごろ、名護市の大浦湾

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古移設への新基地建設で、沖縄防衛局は13日午前10時40分ごろ、辺野古崎付近で、昨日とは別の地点での海底ボーリング調査を開始した。調査予定の深場の海域12カ所のうち、2カ所目の調査となる。

 昨日調査を開始した地点では、13日午前10時36分ごろ、海底に刺していた掘削棒を引き上げる様子が確認された。
 一方、海上では市民らの抗議船やカヌーが臨時制限区域を示す浮具(フロート)を越えて海底ボーリング調査の中止を訴えている。
 米軍キャンプ・シュワブゲート前には午前8時すぎから新基地建設に反対する市民ら約40人が集まり抗議の声を上げた。午前10時には、辺野古新基地建設を阻止する読谷村民会議のバスを利用して読谷村から32人が駆け付けた。
【琉球新報電子版】