辺野古サンゴ破壊と住民ら告発状 防衛局長を規則違反容疑


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古沿岸部で、沖縄防衛局が県の許可を逸脱してサンゴ礁を破壊したとして、地元住民らが13日、県漁業調整規則違反容疑で井上一徳防衛局長に対する告発状を那覇地検に提出した。地検は「受理するかどうか今後検討する」とした。

 告発状などによると住民側は、防衛局が1月下旬~2月上旬、辺野古の埋め立てに向けた海上作業で大型のコンクリート製ブロックを沈め、サンゴ礁などを傷つけたと指摘。海底の岩石採掘と土砂採取などの岩礁破砕に関する県の許可の区域外だったと主張している。
(共同通信)