辺野古掘削再開 政治表現の自由、十分な配慮要求 沖縄弁護士会が声明


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 沖縄弁護士会の島袋秀勝会長は12日、名護市辺野古の新基地建設で、海上保安庁が海上で抗議する市民を強硬に取り締まりっていることに声明を発表した。「海上保安庁法の厳格な要件を順守し、市民の政治的表現活動の自由に十分配慮するよう強く求める」とした。

 国が米軍キャンプ・シュワブ沖に臨時制限区域を設定し、刑事特別法の適用の可能性に言及していることには、同法が在日米軍の活動を保障するための法制度だとした上で「刑罰法規の適用を拡大することは、憲法上の人身の自由を侵害する恐れがある」とした。

■声明全文はこちらに掲載
http://www.okiben.org/modules/contribution/index.php?page=article&storyid=127