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【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設に反対する市民らは29日、早朝から名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で座り込み、移設反対を訴えた。移設に向けたボーリング調査が行われている大浦湾のスパット台船には作業員の姿が確認された。
台船からボーリング調査の掘削棒が海中に伸びており、何らかの作業を行っているとみられる。市民の抗議船やカヌーは海上に出なかった。
ゲート前では午前9時半ごろから約30人の市民らが集会を開いた。県内外から訪れた学生や親子連れ、高齢者らが「少しでも基地建設を止めるための力になりたい」「子どもたちに平和を大切にする心を伝えたい」などと思いを語った。【琉球新報電子版】