大城木工が敢闘賞 胡屋闘牛 シーの一番は不戦勝


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シーの二番で、大城木工(右)と南星マムシが互いに闘志をむき出しに激しくぶつかり合った=うるま市石川多目的ドーム

 【うるま】胡屋闘牛大会(胡屋闘牛組合主催、琉球新報社共催)が29日、うるま市石川多目的ドームで行われた。ファンの期待を集めたシーの一番は、新鋭牛の剛修若虎が大会を前に足を痛め欠場。その代役として急きょ一撃ガン太が出場した。

しかし、闘争心旺盛の一撃ガン太に比べ、対戦牛のみらくる大力の闘いに対する姿勢が弱く、勢子(せこ)が手綱を引っ張って交角を試みたがまったく戦意を見せなかったため、一撃ガン太が不戦勝となった。
 シーの二番は、大城木工が新春大会で古堅モータース白眉に敗れて後の再起戦となり、大城木工が南星マムシに順当勝ちした。その他、連勝対決で注目されたシーの十一番は、荒吹点天と大進白狼ともに序盤から激しい闘いを繰り広げたが、大進白狼が逆転勝ちした。初登場組みでは赤荒鷲、火羅阿の活躍が光った。
 優勝 一撃ガン太
 敢闘賞 大城木工
 技能賞 虎蛇ハチャ―
 殊勲賞 大進白狼