辺野古の海底調査6月末まで延長 沖縄防衛局「天候の影響」


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 沖縄防衛局は31日、米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立てに向け、31日としていた海底ボーリング調査の期限を6月30日に延期したと発表した。延期は昨年11月に続き2回目。「天候の影響により遅延が生じたため」と説明した。

 中谷元・防衛相は31日午前の記者会見で「6月までに調査を終え、夏にも埋め立て過程に着手したい」と述べた。
 防衛局は昨年8月に海底調査を始め、翌9月中旬までに24カ所のうち12カ所で調査を終えた。その後、台風の影響や、辺野古移設が争点となった知事選に配慮したことで調査を中断し、当初の期限を3月31日に延期した。
(共同通信)