防衛局、辺野古海上作業を続行 知事要求を無視


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 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への新基地建設で6日、沖縄防衛局による海上作業が確認された。5日に翁長雄志県知事が菅義偉官房長官との会談で新基地建設に反対する民意をくみ取ってほしいと求めたばかりだが政府は無視し、作業を進めた。

 海上では市民らが乗る抗議船に海上保安庁の船が追突する事故があった。双方にけが人はいなかったが、抗議船の一部が損壊した。
 「止めよう辺野古新基地建設実行委員会」の呼び掛けに応じた県内の議員団84人が6日、シュワブのゲート前で新基地建設反対を訴えた。7、8の両日も午前7時から約2時間、抗議行動をする。