市町村会議、阻止へ発足拡大 中城・北谷も


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「辺野古新基地ストップ!北谷町民会議」結成総会でガンバロー三唱する参加者=8日、町商工会館ホール

 【中城・北谷】政府の進める米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設阻止を訴えるため、中城村で4月中にも「建白書を実現する中城村民会議」(仮称)が発足する。8日、村議会議員らが発足に向けた準備会合を開いた。一方、北谷町では同日「辺野古新基地ストップ!北谷町民会議」が発足した。今までに読谷村で同様の会議が発足している。

今後も市町村ぐるみで辺野古の基地建設阻止を目指す動きが広がることが予想される。
 沖縄市では政治家や市民有志による会議発足に向けた準備会合を4月中旬に開く。宜野湾市や今帰仁村でも住民有志が発足に向けて準備を進めている。
 中城村村民会議は5月に沖縄セルラースタジアム那覇で予定される県民集会に向け、村職労や議会をはじめ村を挙げ体制をつくる。
 「辺野古新基地ストップ!北谷町民会議」は町内で結成総会を開き、議員や町民約160人が集まった。野国昌春町長は「思想・信条を超えて団結し、町民会議での取り組みを頑張っていきたい」と述べた。
英文へ→Residents organizations set up in villages, towns and cities to block a new US base