辺野古埋め立て承認検証、関与の職員聴取へ


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 米軍普天間飛行場の移設計画に関する辺野古埋め立て承認を検証する有識者による「第三者委員会」(大城浩委員長)は9日、第5回会合を県庁内で開き、埋め立て承認手続きに関わった県職員らへの聞き取りを実施することを確認した。

 会合後、県を離れた仲井真弘多前知事や當銘健一郎前土木建築部長からも聞き取るかとの記者団の質問に、大城委員長は「実務の中心を担った人から聞き取るが、(聞き取りが)足りなければそういうこともあり得る」として、前知事らからの聴取の可能性にも言及した。
 聞き取りの開始時期や場所、対象人数などは「答えられない」とした。