「屈辱の日」に名護と那覇で集会 新基地実行委員会


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 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する議員や市民団体でつくる「止めよう辺野古新基地建設実行委員会」の代表者らは9日、県議会で会議を開き、対日講和条約の発効で沖縄が日本から切り離された4・28の「屈辱の日」に名護市と那覇市でそれぞれ集会を開くことを決めた。

 28日午前6~8時に米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議行動し、午前9時~正午には議員団を中心に海上行動を展開する。午後6時からは県庁前の県民広場に場所を移し、県民集会を開催する。集会後に国際通りでデモ行進をする。
 5月17日に那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で実施する予定の1万人規模の県民大会は、午後1時からの開催を正式決定した。今後、経済団体や労働団体などを含めた「県民大会実行委員会」を結成し、作業を進める。
 実行委員会事務局長の仲宗根悟県議は「今後、日米首脳会談や翁長雄志知事の訪米もあるため、各取り組みを通じて辺野古移設阻止の民意を明確に示していこう」と参加を呼び掛けた。