米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設をめぐり、11日午前10時半すぎ、辺野古沖でスパット台船2基の掘削棒が海中に伸びた状態で確認された。作業員の姿もあり、ボーリング調査で何らかの作業が実施されているとみられる。
米軍キャンプ・シュワブゲート前には、8日発足した「辺野古新基地ストップ!北谷町民会議」の町民らも駆け付け、正午前には約100人が集まり抗議した。
海上でも新基地建設に反対するメンバーらが抗議船3隻とカヌー20艇を繰り出して抗議した。
ゲート前では午前9時半から集会が開かれ、新基地建設に反対するメンバーらが「新基地反対」「工事をやめろ」と抗議の声を上げた。10時半すぎには、「うるま市具志川九条の会」のメンバーら約10人が集まった。11時には島ぐるみ会議のバスに乗り合わせて沖縄市と北谷町の住民42人がゲート前に到着した。
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