【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で12日午前、市大浦湾の海上では長島北側のスパット台船に作業員の姿が確認された。海底ボーリング調査関連の作業を続行しているとみられる。
沖縄防衛局の警戒船は同台船やクレーン船の周辺海域を中心に、臨時制限区域を示すように設置されている浮具(フロート)沿いに計20隻余りが配置されている。午前10時現在、新基地建設に反対する市民らの抗議船やカヌーは出ていない。
米軍キャンプ・シュワブのゲート前では同日午前7時ごろ、海上保安庁の車両がゲート内に進入する際、座り込みを続ける市民らが阻止しようとし、機動隊と一時もみ合った。けが人や拘束者はなかった。 【琉球新報電子版】