うるまでも市民組織 新基地阻止、19日に結成大会


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 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設阻止を訴えるため、うるま市選出の与党県議を中心とした有志は19日、「うるま市・沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」を結成する。

午後7時からうるま市健康福祉センター「うるみん」で結成大会を開く。多くの市民の参加も呼び掛けている。
 辺野古新基地建設阻止を訴える市町村単位の組織は読谷村、北谷町で発足しており、中城村でも発足の準備を進めている。うるま市では1月に準備会が発足し、名護市辺野古での抗議行動や県民集会にバスを出すなどしてきたが、19日の結成大会で正式に同会議が発足する。
 共同代表には県議や元首長、有識者らが就任する予定。今後、各種の抗議行動への参加や辺野古新基地建設問題に関する勉強会を開くなどの活動を展開する。同市選出の山内末子県議は「新基地建設を阻止するため、市民の思いを結集しよう」と参加を呼び掛けた。
 準備会は会議への入会を呼び掛けている。問い合わせはうるま市島ぐるみ会議準備会(電話)090(9788)1496(伊芸さん)。