辺野古沖で掘削関連作業 首相初会談で市民ら知事に期待


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新基地建設反対の声を上げる座り込みのメンバーら=17日午前9時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の新基地建設に関し、翁長雄志知事と安倍晋三首相が初会談する17日、米軍キャンプ・シュワブゲート前では約50人の市民らが知事を支援し、政府に抗議する声を上げた。沖縄平和運動センターの山城博治議長は「翁長知事が県民の怒り、憤り、悲しみをしっかりと伝える会談になる」と期待した。

 午前10時過ぎ、辺野古沖でスパット台船2基の掘削棒が海中に延びているのが確認された。作業員の姿もあり、ボーリング調査に関し何らかの作業が行われているとみられる。新基地建設に反対するメンバーらは抗議船4隻とカヌー8艇を繰り出して抗議行動をした。 【琉球新報電子版】