【東京】翁長雄志知事と安倍晋三首相が17日午後に会談することについて、中谷元防衛相は同日の閣議後会見で「両者が会って話すことは非常に意義があることだ」と述べた。自身も翁長知事との会談に意欲を示し「双方の都合が合えば会いたい」と述べ、訪米前の会談にも含みを持たせた。
中谷氏は「会えばいろいろな事情やお互いの気持ちも理解し合えるし、また妥協点も見い出すこともできる」と述べ、対話を進めることで米軍普天間飛行場の辺野古移設について県側に理解を求める考えも示した。会談の時期設定については「特にアメリカに行くとかそういうことはあまり背景にない」と述べ、首相の訪米などとの関連性を否定した。 【琉球新報電子版】