辺野古沖と陸で市民らの抗議続く


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ゲート前で腕を組み「沖縄を返せ」を歌う住民ら=18日午前8時20分、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に反対する抗議行動は18日午前、陸上と海上で行われている。辺野古のキャンプ・シュワブゲート前では約120人が抗議の座り込みをしている。海上では、スパット台船と大型クレーン船によるボーリング作業が行われているとみられる。市民らは抗議船3隻とカヌー19艇で出港し、臨時制限区域の内外で作業中止を訴えた。

 翁長雄志知事と安倍晋三首相の会談について、ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「(翁長知事は)沖縄の基地反対の民意を気後れすることなく首相に伝えた。流れは沖縄の手の中にある。安倍首相ではない」と語った。 【琉球新報電子版】